フォグランプのH16バルブが片側だけ球切れを起こしていたので、LEDバルブに交換してみました。交換したのはH8/H11/H16用fcl.(エフシーエル)のイエローホワイト2色切り替えLEDバルブという商品で、面倒なスイッチの配線をしなくても、純正フォグスイッチだけでカラーチェンジが出来る気分屋には有難い商品です。
fcl.(エフシーエル)の2色切り替えバルブとは?
fcl.(エフシーエル)が販売しているカラーチェンジLEDバルブは、自動車車内の純正フォグランプのスイッチ操作一つで晴れの日は白い光にして、雨や雪など視認性が悪い日には黄色い光にする事が出来る気分屋には有難い自動車用交換バルブです。
車両室内に配線を引き込む面倒な作業をしなくても、点灯時はホワイトで点灯し、一度スイッチをオフにしてから20秒以内に再びスイッチをオンにすると、イエローに切り替えられるようになっています。
市街地などを走行する時はフォグランプを使わなくても全然大丈夫なのですが、大雪の日の夕方に視認性が悪くなった雪道では黄色い光があった方が前方が見やすいのです。
そろそろバルブを交換しようと思った時に、黄色もいいけど白い光も欲しいと思った時に見つけたのが、fcl.(エフシーエル)イエロー・ホワイト2色カラーチェンジLEDバルブでした。
この商品を購入する時に気を付けなければいけない事は、バルブ後方にファン付きヒートシンクが収まる充分なスペースがあるか確認する事と、アイドリングストップ車などで始動時にLEDバルブが点滅するような車両です。
一回のスイッチ操作で色が切り替わるので、アイドリングストップ後の始動時にLEDバルブへの電力供給が一時的に止まってしまうとスイッチ操作と判断して色が切り替わってしまうからです。
私の車両の場合はアイドリングストップが無いので全く問題は無いですが、アイドリングストップ車でバッテリーが極端に弱くなっている車両ではご注意を!
あと、fcl.(エフシーエル)イエロー・ホワイト2色カラーチェンジLEDバルブのコントローラーには最後に点灯していた色を記憶するメモリー機能が無いので、左右で色違いが発生したとしても20秒以上消灯状態を続けることで、購入時と同じ初期状態に戻ります。
なので点灯状態に不具合が起きた後のメモリーリセットなどの面倒な操作もしなくて済みますね。
デメリットとしては、2つのトンネル間の距離が短い時にオートライトに設定していると、次のトンネルで色が変わってしまう事でしょう。それだけは少々不満に感じます。
それでは早速LEDバルブを取り付けてみました。
フォグランプのバルブ交換作業
フロントのアンダーカバーを外す
フロントバンパー下側にあるアンダーカバーを外してフォグランプのバルブが見える状態にします。
極端に車高を下げたりしていない車なら、リフト等で車両を持ち上げなくても寝そべって作業するだけで大丈夫でした。
コネクターを抜いて元の電球を外す
どうやらZRT272WトヨタアベンシスのH16バルブはコネクターが回り止めの役目をしていたらしく、バルブを外してからコネクターを抜くような作業はできませんでした。
しばらく外していなかったのでコネクターが固着して抜けにくかったのですが、コネクターのロック部分を押しながら揺らしているとそのうち抜けます。
そして外したホームセンターのLEDバルブと今回取り付けるカラーチェンジLEDバルブのコントローラーですが、内部構造がわからなかったので前日のうちに念のため接合部分や配線にシーリング処理を施しました。
多分やらなくても良いんでしょうけど、念のためです(^^;
fcl.LEDバルブとコントローラーを繋ぐコネクターも緩み止めと防水の意味も含めてブチルゴム系のシーリングテープを巻きました。
fcl.カラーチェンジLEDバルブの取り付け
外した時と逆の手順でLEDバルブを取り付けますが、fcl.のカラーチェンジLEDバルブは六角ネジを緩めると灯体が360度回転する機構となっているので、リフレクターのラインに対してLEDチップが90度の方向を向くように調整します。
ホワイトとイエローのLEDチップが横並びに取り付けられているので、回転させた時にチップを左右で同じ向きに揃えないと左右の光軸がずれますのでご注意を!
フォグランプに取り付けた時に正面から見て下になる方のチップが上向きの配光になると思います。(多分)
ZRT272Wトヨタアベンシスの場合は調整しなくても90度方向に向いていたので調整不要でした。
LEDバルブの点灯チェック
バルブのコネクターには極性があるので、テスターなどで極性をチェックしてから正しい方向に接続して点灯チェックを行います。
ホワイトスタートなので、フォグランプのスイッチをオンにした後は白い光で点灯します。
ホワイトで点灯している状態で一旦スイッチをオフにして20秒以内に再度オンにするとイエローに切り替わります。
寝そべって作業をする予定で洗車をしなかったのはご愛嬌で・・(^^;
雪が降る日が多い今年は、ちょっと走っただけで車が汚れちゃうんです・・。
LEDのチップの位置の関係で白と黄色の光り方が微妙に違うのか、黄色の方が横に広がっているような光り方をしているような気がします。
あまり上向きすぎると対向車に迷惑がかかるので、光軸調整もした方が良いでしょう。
光軸調整をしようと思いましたが、純正とほぼ同じカットラインが出ていたので不要でした。光軸調整の詳しい話は動画の後に記載しています。
ホームセンターのLEDバルブとfcl.のLEDバルブの比較
fcl.(エフシーエル)イエロー・ホワイト2色カラーチェンジLEDバルブをイエローで点灯してホームセンターで購入したH16LEDバルブと比較をしてみました。
色温度はほとんど同じように見えますが、明らかにfcl.のLEDバルブの方が明るいです。
片側で1800ルーメンの明るさなので爆光というわけではありませんが、純正よりも明るくて対向車に迷惑がかからない範囲の明るさで丁度良いと思います。
ヘッドライトそのままでフォグランプだけやたら明るくてもしょうがないですし・・。
LEDバルブをフォグランプ本体に取り付けたら、コントローラーや配線をタイラップで固定します。
純正バルブにあった回り止めを使えなくなるので、緩む方向に回りにくい向きに配線を固定してコントローラーごとタイラップで固定しました。
こちらも気休めの水濡れ対策ですが、LEDバルブ→バルブとコントローラーのコネクター→コントローラーと車両側のH16バルブ用コネクターの順番で下に下がるように固定しています。
車両上部から垂れてきた水がバルブから遠い車両側の配線を伝って下に流れやすくするためで、配線を伝ってバルブ側に水が流れないようにするための防水対策です。
fcl.カラーチェンジLEDバルブを点灯してみました。
ホワイトスタートなので、フォグランプのスイッチをオンにすると最初は白い光で点灯します。
イエロースタートのバルブを購入すると最初は黄色で点灯しますので、購入時はどちらの色が最初に点灯するか選択も可能です。
スイッチをオフにして20秒以内にもう一度オンにすると今度はイエローで点灯します。
気分や天候で色を変えられるのは本当に素晴らしいですね!
fcl. Front Fog Lamp Yellow & White Color Change LED Bulb
洗車した後に夜になってからfcl.カラーチェンジLEDバルブ点灯の瞬間とホワイトからイエローに切り替わる瞬間を動画にしました。
明るい時間帯に見た時はそんなに明るくないと思ったのですが、夜に点灯してみるとかなり明るい上に、リフレクターに反射して効率よく光が拡散しているようです。
なので、純正H16バルブなどの暗い電球から交換した場合は光軸調整の必要がありそうですが、アベンシスの場合はレンズ外側の純正メッキリングが悪さをして光を拡散させているような気がしますw
プラスチックレンズへの影響や耐久性などはまだ分かりませんが、思っていたよりも実用性がある明るい光を放ち、車内のスイッチ一つで色も変更できる素敵なLEDバルブです!
追記:光軸調整の話ですが、調整しようと思って壁ドン(壁に向けてライトを照射するやつ)をやりましたが、右側のカットラインは純正とほぼ同じか少々低いぐらいで、左側は光軸調整部分が破損していて上向きになっていたようです。
以前カモシカに突っ込まれた後にフロントバンパーなどの交換をディーラーにお願いしましたが、その時に破損したまま取り付けていた部品が多かったのでフォグランプの破損も見過ごしていたとしか考えられません。
トヨタ系ディーラーの整備士はやったふりとか知らんぷりをしている人が多くて困ります・・。
揺するとガクガク動いてしまうので、光軸調整をしてからリフレクター上部にコーキングを詰め込んで接着しました。
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リフレクターの固定(笑)やシーリングに使用したコーキング
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コネクター周りに使用した防水テープ
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