カーシャンプーなどの洗剤と水を投入してボトルをポンピングするだけできめ細やかな泡を自動車のボディに噴射して徹底泡洗車が出来る、ホームセンターDCM(旧ホーマック)で購入をした蓄圧式泡噴霧器、ENERGY GEARのフォームスプレーをレビューします!
蓄圧式フォームガンで泡洗車!ENERGY GEAR フォームスプレーのレビュー!
2度の失敗からフォームガンを手放していたけど再び購入
以前ソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーを購入して、ガラスコーティング剤シラザン50の施工時に使用していましたが、ポンピングの回数の割に泡を噴射させられる面積が少ないという事で、3回ぐらい使用して手放しておりました。
ガラスコーティング剤シラザン50の施工時の様子はこちらの記事でご紹介しています。ボディの輝きが増して耐久性も良かったのでオススメです!
自分で手軽に施工が可能で、3年以上の耐久性がある自動車ボディ用の本格ガラスコーティング剤、日本ライティング株式会社から販売しているゼウスクリア・シラザン50を施工しましたので、施工方法の解説や施工後の撥水性や艶についてレビューします。 誰でも手軽に本格ガラスコーティング・シラザン50のレビュー ...
購入してイマイチだったソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーはこちらの記事でご紹介。
自動車の洗車時に水とパーフェクトフォームシャンプーを入れてボトルを加圧をするだけで、プロ品質のきめ細やかな泡を噴射する事が出来る自動車洗車グッズ、SOFT99(ソフト99)の蓄圧式泡噴射機(モビルフォーマー)のご紹介です。 SOFT99 (ソフト99) パーフェクトフォーム・モビルフォーマーのレビ...
ソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーを手放した後は、ケルヒャーのフォームノズルも試しに使用してみましたが、こちらは自動で泡を噴射させる事が出来てとても楽な分、1回の洗車で使用する洗剤の量が多すぎて、ホイールハウスや下回り洗浄時のみに使用する事になりました。
実はモビルフォーマーを手放した後に、アイリスオーヤマのリンサークリーナーを購入していたのですが、こちらを使用してカーペットや自動車のシートをクリーニングする時に、蓄圧式フォームガンがあればもっと清掃が楽なんじゃないかと思ってフォームガンを再び購入する事に至っております。
ENERGY GEAR フォームスプレーのレビュー
ENERGY GEARのフォームスプレーは、旧ホーマックの名称で知られているDCMで購入した物で、コーナン オリジナル LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナーやコメリのCRUZARD泡洗車用フォームガンと同型品であると思われます。
多分、同じ所で製造していて、ホームセンター向けにブランドを変えて販売しているのだと思います。
どれも同じじゃないか?と言うと、そうではなくて、これらの製品全てで微妙に差別化をしているっぽいです。
ENERGY GEAR フォームスプレーの組み立て
外箱を見るとエナジーギア(ENERGY GEAR)というのはブランドで、販売元はどうやら株式会社ジョイフルらしい。
カー用品では洗車用のシャンプーやスポンジ、室内用の艶出しクリーナーなどを販売していて、ホームセンターやカー用品店などでもよく見かける商品を販売している企業だったみたいです。
どこかで見た事がある形と色ではありますが、コーナンのLIFELEX 蓄圧式洗車クリーナーやコメリのCRUZARD泡洗車用フォームガンと同型品であるのが良く分かります。
水噴射用のノズルと泡噴射用のノズル、そしてプラグやホースが入った袋が同梱されています。
箱に記載している特許番号を調べてみると、上海奥一貿易有限公司が特許を取得しているらしいので、製造元はこちらの中国企業になるのだろう。
水と泡を噴射出来るノズルとホースの仕組みが特許請求の範囲になっているので、噴霧器やフォームガンに詰め物をしたり改造したりしてYouTubeで公開するのは、何が起こっても仕方が無いと思うけど、まあまあ気持ちは分からなくもない。
こちらが同梱されているノズルとプラグで、青緑色が水噴射用、黒色が泡噴射用のノズルになっています。
まず最初は噴射口にプラグを写真の向きに取り付けます。
ノズルを取り付けるとコーナンやコメリのフォームガンとさほど変わらない形状になっていますが、噴射ボタンが付いたグリップは握りやすく、ピストンレバーはストロークが長くて扱いやすい。
ENERGY GEAR フォームスプレーで洗車をしてみた
ボトルに水を入れてから適量のカーシャンプーを入れて洗浄液を作ります。
先に水を入れてからカーシャンプーを投入しないと、ボトルから泡があふれて大変な事になるので、ご注意を。
洗浄液が出来たらキャップを締めて、ピストンレバーを上下に動かして空気を圧縮させます。
ピストンレバーの可動域の長さと圧縮する力の範囲が大きいため、ソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーの50回に対して半分ぐらいのストロークで噴射に充分なぐらいの圧がボトル容器にかかります。
空気を圧縮したら、手持ちグリップに付いている噴射ボタンを押して、洗浄液を自動車のボディに吹き付けます。
ホース等で全体的に水をかけて大きな汚れを流してから、一番最初にルーフに泡を吹き付けてスポンジ等で軽く撫でるように汚れを落とすのが自分流です。
泡立ちについてはソフト99のフォームガンよりもきめ細やかで、全体的に泡になるというよりは、どちらかと言うと若干吹きムラは残るけど、ムートングローブの滑りがかなり良くて傷になりにくそうなのは好印象だった。
カーシャンプーはホームセンターで500円以内で購入できる製品ではあるけど、そんなに量も使わずに泡状の滑りが良い洗浄液になるとは思ってもいませんでした。
パネル一つ分の泡洗浄が済んだらすぐにシャワー等で水を流します。
正直言って純水器があっても、乾かないようにすぐに純水を拭き取らなければ意味がないと思っている派で、逆に言うと乾かさなければ水道水でも酷いシミ汚れになった事はありません。
15年ほど自動車業界にいましたが、ほとんどの場合は洗浄液や鉄粉取りクリーナーなどのケミカルが乾燥したもので、水の違いによって影響が出るという事は経験した記憶が無いです。
25回プッシュして加圧した後にサイドに洗浄液を吹き付けるとパネル2枚分ぐらいまでは一気に泡を吹き付けられますが、パネルから距離を離すと広い面積に吹き付けられる分、結構吹きムラになりやすいので、洗浄液の濃度やフォームガンを離す距離を調整していった方が良さそう。
ソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーを手放したのは、ポンピングの手間がかかる割には、施工できる面積が狭かったため、普通に泡洗車をするより手間がかかっていたのが理由です。
ENERGY GEARのフォームスプレーはその点、半分の回数のポンピングで2倍の面積を施工できるから、自分の中では許容範囲です。
泡の密度が高くて良いというわけではないですが、ソフト99のパーフェクトフォーム・モビルフォーマーよりは伸びが良くて、少し飛ばし気味でスプレーをすれば、ミニバンのサイド片面ぐらいは出来ました。
カーシャンプーを目分量で投入しているので、もう少し量を調整するなどすれば、泡の密度が高い洗浄液が作れそうです。
ムートングローブに泡をかけてから滑らせるように汚れを落としているので、伸びはかなり良い。
屋根側から横にムートングローブを動かしながら徐々に下に降りて来るように汚れを落としていくと、汚れが一番多いサイドスカートやバンパーが一番最後になって傷になりにくいのです。
こちらもすぐに水をかけて泡を流しますが、一番最初に洗浄したルーフにも水をかけて拭き上げるまでは乾かさないようにしています。
洗車後に吹き上げが不十分だと、ドアの隙間やドアモールの隙間に残った水が垂れてきて、こちらもウォーターデポジットや水シミの原因になるので、残さないようにしっかりと吹き上げます。
洗車へのこだわり
11年乗ったアベンシスの10年目にコーティングをした時に残していた画像ですが、優しくスピーディに拭き上げが出来るまで乾かさない事や塗装面へのダメージになるケミカルを使わない事を徹底し、拭き上げを丁寧にするといつまでも綺麗な塗装面を保つ事が出来ると思いますよ。
じっくり時間をかけるのではなく、洗浄成分をボディに残さないためにも洗車はスピード感が大切で、掲載画像を見て分かる通りに拭き上げが終わる頃に日没になるようなタイミングで洗車を行っています。
YouTubeなどで洗車動画を見かけますが、定期的に洗車をしているから汚れが蓄積しないというのもありますし、オリンピックぐらいの間隔で磨きもかけているので、さほどネタになるような洗車をしていないのです。
高いお金をかけて洗車をしてもらっても、定期的なメンテナンスをしていなければ、同じ事の繰り返しになるのではないかと私は思いますし、車の状態を日頃から見ていないぐらい放置していたりコレクション化でもされていないと、あんなに汚くはならないんじゃないかなって思ったりします。
商品リンクを探したら、同型の製品はコーナンとコメリしか無かったので、そちらを掲載いたしました。
ENERGY GEAR フォームスプレーをお探しの場合は、DCM店頭かオンラインショップでお探しください。
カーペットの丸洗いにも便利!
一度手放した自動車洗車用の蓄圧式フォームガンは洗車用途としてだけではなく、アイリスオーヤマのリンサークリーナーと併用するために買い戻しました。
蓄圧式泡噴霧器、ENERGY GEARのフォームスプレーは、ボトル容器で水と洗剤を混ぜた洗浄液を作って、ポンピングするだけできめ細やかな泡をまんべんなく噴射できる製品なので、カーペットの汚れ落としにも使用できます。
また、水を噴射するためのノズルもセットで付属してくるので、カーペットのすすぎ洗いにも使用出来ます!
アイリスオーヤマのリンサークリーナー RNS-300の使用方法はこちらの記事でご紹介しております。
カーペットや自動車のシートなどの洗濯が難しい布製品を丸洗いして汚れを吸引する事が可能なアイリスオーヤマのリンサークリーナーRNS-300を購入しましたので、汚れの落ち具合や洗浄力、使用感についてレビューをいたします。 アイリスオーヤマのリンサークリーナー RNS-300のレビュー!布製品を丸洗い!...
この記事へのコメントはありません。