元々車中泊やアウトドア用に車内に常備する予定があってドライヤーの購入を検討していたのですが、AmazonのセールでVentelandの1300W 軽量ヘアドライヤーを安く購入できたので、風量や熱量、マイナスイオン効果などの実際の使用感をレビューしていきます!
Table of Contents
AmazonのVenteland 1300Wヘアドライヤーをレビュー!使用感やマイナスイオン効果は?
購入を検討した経緯
トヨタの90系ヴォクシーハイブリッドを購入して、標準装備の100Vアクセサリーコンセントを使った電化製品を車内で使えるようになったわけですが、食事をどこでも出来るになったとしても少し困り事が出ていました。
風呂は、空いた時間に銭湯や日帰り入浴施設に行って済ませられますし、その時に髪の乾燥とヘアセットは出来ているのですが、一番困ったのが車中泊の後の寝ぐせです。
朝起きてから道の駅で水で濡らして軽くセットできたとしても、しばらくすると寝ぐせが強かった所が戻って来て、抑えつけていてもしばらくは直らないんですよね。
それがつい最近の話だったので、車内に常備するためのヘアドライヤーをAmazonで購入する事になりました。
Venteland 1300Wヘアドライヤーを選んだ理由
車中泊をした時ぐらいしか使用しない車内常備用のヘアドライヤーの購入を検討していたので、安ければ何でもよかったのですが、今回選んだのはVentelandのマイナスイオン発生装置付き1300W 軽量ヘアドライヤーです。
参考価格29,800円に対して90%値引きの2,998円! 折りたたんでコンパクトに収納が出来る事とデザインが何となく良かったので、値段にも釣られて思わず飛びつきました。
このヘアドライヤーの説明と特徴はこのようになっています。
- 【1300Wモーター・大風量・3つ風量モード】この大風量 ヘアドライヤ ーは1300Wのモーターを内蔵し、一般的な ドライヤー よりも大風量で、あっという間に髪を乾かします。長い髪を早く乾かしたい方に最適です。さらに、3つのモードがあり、スイッチひとつで、自分の好きなようにモードを調整することができます。また、温風モードで素早く冷風に切り替えられるクールモードボタンも装備しています。
- 【2000万マイナスイオン・過熱防止機能・57℃恒温】ドライヤーは、マイナスイオン発生装置を内蔵され、作動時にマイナス電荷のイオンを発生させます。 髪によくあるプラス電荷を中和して静電気を除去し、サラサラでツヤのある髪に仕上げることができます。また、ドライヤーには温度制御回路を搭載し、吹き出す風を熱すぎる感じない57℃恒温に保ち、温度が高くなると自動的に電源を切って危険を回避することが可能です。
- 【壁掛け用リング・ノズル付き】ドライヤーはハンドルに壁掛け用リングがついているので、折りたたんでフックにかければ簡単に収納できます。 また、風を集中させて髪を早く乾かすためのノズルも付いています。 吸気口はハニカムメッシュで設計されており、髪がドライヤーに吸い込まれるのを効果的に防ぐことができます。
- 【超軽量・折りたたみ式・持ち運び便利】弊店のドライヤーは折りたたみ式のデザインを採用し、ハンドルは折りたたむことができます。 折りたたんだ後で、サイズ18x28x9.5cm、重さわずか445g(実際にはもう少し重い)です。お子様でも手軽に使えます。コンパクトで超軽量、場所を取らない、持ち運びもとても便利です。 家庭用だけでなく、旅行、出張の際にも使用できます。
- 【パッケージ内容・保証】製品本体x1、ノズルx1、日本語取扱説明書x1 、最大12ヶ月の保証付きです。初期不良や自然故障など不具合が応じた場合、(「アカウントサービス」>「注文履歴」>「販売元」>「質問する」注文番号は領収書に替わります。)
軽くて折りたためて出力も充分な性能ですし、レビューも届きましたとそんな事ある?というのを除けば、どちらかと言うと良い評価なので、今回実際に使用してレビューをする事にいたしました。
Venteland 1300Wヘアドライヤーを開封
中華製品あるあるで、やたらとデザインにこだわる高級感あふれるパッケージですね。
もう慣れたもんなので、開封した時の製品品質にがっかりするという所までは読めております。
開封して中に入っていたのは、ドライヤー本体とノズル、日本語説明書の3つですが、予想通り元の参考価格29,800円が怪しいぐらいの品質です。
日本語説明書は、一部怪しい日本語もあるけど、記載されている内容は使い方と注意事項の一般的な取説と同じ内容で、30日間の初期不要対応と1年間の保証が付きます。
車内常備用なので、一般家庭用と説明書きされている部分に関して、保証は効かないものだと考えてはいます。
Venteland 1300Wヘアドライヤーのデザイン
シックなグレートパープルのリングがダイソンっぽくて、遠目に見れば3万円のドライヤーを使っているように見えて実は2998円のヘアドライヤーです。
デザインと価格だけで選んだよね?と言われれば確かにそう。
車中泊やアウトドアで使う事しか考えていないので、壊れなければ良いのです。
Venteland 1300Wヘアドライヤーの折り畳み機構とスイッチ
商品画像を見て頂ければ分かる通りに、リング以外のデザインやスイッチの構造が29,800円もするとは思えない程シンプル(チープ)ですし、値下げした価格が適正なんじゃないかと思えるほどです。
念のため家電量販店やリサイクルショップも見てきましたが、たまにしか使わない用途である事と車内収納スペースに収まるサイズである事を考えると、値下げした価格が妥当なんですよね。
折り畳み機構にガタツキが無く、全ての場所でしっかりとロックがかかる点に関しては、購入価格以上のがっちりとした良い作り込みをしているんじゃないかと思います。
冷風はスイッチの一段階目と、温風の時に押しボタンを押せば冷風に切り替えられます。ずっと押し続けるのは疲れるというレビューも見たけど、疲れはしないしテープでも貼れば解決しますよね。
ノズルはプラスチック素材で、はめ込み部分の反発力で抑えつけているような単純な機構です。
経年劣化で反発力が弱くなれば抜けるかもしれないけど、使用しているうちにすぐに取れるというほどではなくて、振り回しても抜けて吹っ飛んでいくような事は無かった。
そのような事があれば初期不良で対応させてもらうべき案件になるはずです。
ハイブリッド車のアクセサリーコンセントで使用可能
1300Wのモーターという事で購入しましたが、仮に1500Wを超えてしまているとハイブリッド車の100V1500Wのアクセサリーコンセントで使えなくなるので、90系ヴォクシーハイブリッドのコンセントで使用してみました。
しばらく電源を入れていても、定格消費電力オーバーの保護機能が作動しなかったので、1300Wもしくは1500W以内に収まっている製品である事は間違いないです。
定格消費電力が1500Wであれば、家庭用コンセントやポータブル電源、ハイブリッド車のアクセサリーコンセントなど、様々なロケーションで使用可能ですので、旅行用に一つ持っていると何かと便利になる製品だと思います。
実際の所はサードシートの収納ボックスに収める事になりますが、センターコンソールにぎりぎり収まるコンパクトサイズなので、収納場所を選ばずに旅行や出張の持ち運びや車内常備用にはぴったりのサイズ感です。
Venteland 1300Wヘアドライヤーの風量と熱量
コンセントに差して最大風量でスイッチを入れてみると、入浴施設で見かけるヘアドライヤーよりも少し強い風量で風が吹き出す感じで、熱量も髪を乾かす分には充分なレベルです。
たしかに1300Wぐらいはありそうな感じですが、説明は1300Wモーターと記載されているけど、正しくはモーター+ヒーターの消費電力で、実際に1300WのPTCヒーターと同じぐらいの熱量は吹き出しています。
製品の仕様で57度に設定をしているようですが、乾きにくいほど生温い風と言うわけではなく、高温に弱いと言われる髪を痛めない温度に設定していると考えれば、ちょうど良い温度なのだろう。
吹き出し音量も、TESCOMのヘアドライヤーとあまり変わらない音だったので、一般的なヘアドライヤーと同等レベルと考えておいても良いでしょう。
このドライヤーの最大風量はⅡになるのですが、Ⅰにスイッチを切り替えると、風量が半減するのと同時に、ヒーターが発する熱も半減しているようでしたので、ヒーターを2個搭載してスイッチの切り替えでヒーター1個をオフにするような仕組みなんだと思います。
また、使い始めの頃はヒーターの保護被膜が焼けるような匂いがするので、最大風量である程度スイッチを入れっぱなしにした状態で空焼きをしてから髪に使用する方が良いでしょう。
Venteland 1300Wヘアドライヤーの過熱防止機能
57度の恒温で保って、温度が高くなると自動的に電源を切る仕組みを採用しているとの事ですが、意地悪をして吸気口を塞いでみたらしっかりと過熱防止機能が働いて電源が切れました。
ただし、参考価格29,800円もする高度な仕組みを取り入れているわけではなく、バイメタル式サーモスタットが自動で動作して電源を遮断し、温度の下降と共に自動で復帰する単純な仕組みです。
なので、サーモスタットが電源を遮断してしまったら、ヒーターの温度が下がるまでは電源を入れる事は出来ませんので、電源をオフにするかコンセントを抜いておかないと、自動復帰してしまう事もある点についてはご注意を!
Venteland 1300Wヘアドライヤーのマイナスイオン効果
マイナスイオン効果に関しては元々体感して分かるほどのものではないと思っている方で、どちらかと言うと水素水をただの水とか言っている方の非科学的な事には懐疑派タイプの人間です。
何も出ていないんだろうなって思って使ってみると、美容師公認の硬い髪質がいつもよりもすべすべするような感じだったので、レビューにもある通りにパサつきが軽減されるというのはマジでした。
マイナスイオンの効果と言うよりも、一般的なドライヤーよりも少し控えめな温度と強い風力で水分を飛ばしている相乗効果で、パサつきにくいと考えても良いのかもしれませんが、これは本当に良い!
普段はTESCOMのマイナスイオン付きヘアドライヤーを使っているけど、そちらを使った後の髪の質感とはサラサラ具合が違う感じだったので、価格相応というよりももう少し値段が高いヘアドライヤーと同等レベルと考えても良いかとも思いました。
まとめ
参考価格は29,800円になっていますが、構造的にもそんな価格になるはずが無いレベルのヘアドライヤーですので、もし定価になっている時があったとしたら購入をする事はオススメしません。
家庭用だけでなく、旅行、出張の際にも重宝するコンパクトサイズに収まりながらも、実用性が高いヘアドライヤーでしたので、Amazonセールの時などに安く販売されている時にでも購入してみてはいかがでしょうか。
ハイブリッド車を購入した意味が無いと思われるかもしれませんが、自動車の車内でヘアドライヤーを使うのであればポータブル電源を持ち運ぶのもオススメです。
エンジンが始動する回数を減らせますし、いざという時は非常用電源として活用を出来るので、1台ぐらいは所有しておくのも良いでしょう。
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