Warning: Undefined property: stdClass::$Offers in /home/sironekomilk/japan-videography.com/public_html/article/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
Warning: Attempt to read property "Summaries" on null in /home/sironekomilk/japan-videography.com/public_html/article/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
先月からオンラインでのライブ配信に対応したのですが、開始前の待機時間も含めるとパソコンとカメラの内臓バッテリーと外部バッテリーだけでは最後まで撮影できるのか不安だったので、ついにポータブル電源を導入しました。
台風やゲリラ豪雨時の洪水や東日本大震災クラスの災害が発生した際の防災用としても重宝し、レジャーやアウトドアでの屋外電源としてもオススメのポータブル電源、サイエルインターナショナルのMW-PP222をレビューします。
Table of Contents
ポータブル電源が必要な理由
災害や停電時の電源として使用
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、東北3県を中心に電力の供給が停止し、数日にわたって家電製品が使えない日々が続いた他、避難生活の長期化により自由に電力を確保できなかった経験がある人も多いかと思います。
生活必需品の一部は諦めたとしても、連絡を取り合うためのスマートフォンの充電が必要になったり、照明を点灯するための電源確保が必要な事もあって、電力を確保するために試行錯誤をしていた記憶も遠い昔の話ではありません。
震災当時はどうやってAC100Vの電力を確保していたかと言うと、ガソリンの入手が困難な中、自動車の消費電力を抑えるためにDC/ACインバーターをバッテリーに直結して、バッテリーが上がったら他車にブースターケーブルを接続してエンジンを始動させる作業を繰り返していました。
発電機を所有しているご家庭や企業は、何も無いよりは多少楽だったかもしれませんが、ポータブル電源がメジャーじゃなかった当時は電力の確保に苦労したものです。
現在は家電量販店やホームセンターにもポータブル電源を当たり前のように販売しているため、時代が変わって以前よりも災害対策が容易になってきているのは実感できます。
イベント時や行楽時の電源として使用
コロナウィルス感染症の感染拡大でイベントの中止が相次ぐ中、場所非公表でのオンラインライブ配信の需要が高まっていたので、その波に乗ろうと映像の生放送が出来るライブ配信に対応したわけですが、2日連続とか3日連続で撮影をしていると、カメラの内蔵バッテリーや外部バッテリーとして使用しているソニーのNP-Fバッテリーだけでは足りなくなるのです。
しかも、メインで使用しているBlackMagic Design Pocket Cinema Camera 6Kの消費電力が多すぎて、外部SSDで収録して内蔵バッテリーのみで連続20分も撮影できれば良いぐらいで、2日とか3日連続で撮影していると、当然の如くNP-Fバッテリーの充電が追い付かなくなってしまいます。
現在手持ちのバッテリー5本にプラスして、さらに2本のNP-Fバッテリーを発注済みなのですが、こちらの動画を見ていたら気になるアイテムが紹介されておりました。
【マーチング練習効率UP】早く買えば良かったアイテム3選! じぇねTUBE_マーチング情報
マーチングバンドGENESISさんのサブチャンネル?公認チャンネル?のじぇねTUBEは、マーチングニュースがあるあるすぎてすごく楽しみにしているチャンネルです。
そのチャンネルで紹介していた「早く買えば良かったアイテム3選!」で、紹介されていたのがJackery ポータブル電源 240でした。
Jackery ポータブル電源 240 New 256Wh リン酸鉄 長寿命 定格出力300W 瞬間最大600W 60分急速充電 スマホ ...
大容量バッテリーを備えた高性能な製品から持ち運びが自在な小型モデルまで販売しているJackeryのポータブル電源を第一候補として考えておりましたが、急遽ポータブル電源が必要になった案件が入ってきていたので、私は近所のホームセンターで販売していた、サイエルインターナショナルのMW-PP222を購入いたしました。
購入したポータブル電源のレビュー
じぇねTUBEで紹介していたのはJackeryのポータブル電源 240でしたが、私が購入したのはサイエルインターナショナルが販売しているM-WORKSのMW-PP222という製品です。
定格AC 100V出力が200Wなので、それよりも定格消費電力が大きい電化製品や機器を使用する事ができないのですが、5.5mmプラグのDC12V出力ポートを4つと、USB2.0端子2つの他、急速充電規格のQC3.0(Quick Charge)やPD(Power Delivery)対応のType-Cポートも備えているので、自分の使用条件としてはこちらがベストな選択でした。
MW-PP222に内蔵されているバッテリーは60000mAhの大容量でありながら、重量はマーチングバリトンより少し軽い2.2kgの軽量小型設計で、カメラバッグの空きスペースに収まるほどのコンパクトサイズなのです。
設置場所を選ばず、自動車の車内のどこにでも置けるような大きさである事から、省電力電化製品の一時使用やモバイル機器の充電の他、持ち出し用に所有しておくのがオススメです。
これならDC出力ポートから、メインカメラに使用しているBMPCC6Kに必要な12Vの直流電源を直接取れますし、AC100Vの電源や配信時に使用しているパソコンやモバイルWi-Fiの充電も出来るはずです。
このカメラの電力消費量はマニュアルにも掲載されていないのですが、BlackMagic Designのフォーラムを見ると姉妹モデルの4Kでも20W以上消費しているらしくて、6Kモデルでは25W~30Wぐらい消費しているとか?
カット割りの多いVlogでは大丈夫なのですが、2時間以上の長回しをする前提で大容量外部バッテリーを使用していても、2時間を過ぎてしまうとバッテリーの交換タイミングが訪れてしまうのです。
他の製品を使用する場合の目安にもなると思いますが、25W~30Wぐらい消費しているカメラと、最大で45Wを消費しているパソコンを接続して、最大使用時間を計測してみました。
ポータブル電源 MW-PP222の使用時間
カメラはHDMI出力と外部SSDへの同時出力、パソコンはライブ配信用のソフトウェアを起動してCPU内蔵GPU(グラフィック演算装置)を使用したデコードを行った状態で計測しています。
AC100Vで給電時の最大使用時間
ACアダプターでカメラに給電しながら録画:3時間31分 ポータブル電源の残量は約半分
残量半分の状態からカメラとPCに給電しながらライブ配信:1時間25分で電源切れ
ライブ配信時は、カメラから出力された映像データを常時内蔵GPUでデコード処理をしているため、カメラ単体に給電している時よりも使用時間は極端に短くなってしまいます。
【成田国際空港】さくらの山公園 世界の飛行機離着陸 ライブ配信 2024年3月24日
カメラへの給電はNP-Fバッテリーからの外部給電を行っていたため、前述の計測条件とは少し条件が変わってしまうのですが、ポータブル電源が満充電の時に、AC100Vコンセントからノートパソコンに常時給電をしながらYouTubeでライブ配信をした際は、最長で4時間26分のノンストップライブ配信が可能でした。
MW-PP222の12Vポートは難ありかも?
ポータブル電源の12VDCポートからカメラに電力を供給し、AC100VコンセントからPCに給電をした際のデータは以下のようになります。
AC100VとDC12V併用
DCポートにカメラを接続、ACコンセントにPCを接続:2時間17分でDCポートが10.6V以下に低下したため停止、ポータブル電源の残量は約半分
カメラの外部電源に必要な10.8Vを下回り、10.6Vを下回った時にカメラ内蔵のバッテリーに切り替わったため手動で録画を停止いたしました。
自動車の12Vであれば14.4Vが電圧の最大値になりますが、MW-PP222は12Vスタートでバッテリーの残量が減ってくると徐々に電圧が低下していき、ポータブル電源の残量が約半分になった所で下限の10.6Vを下回りました。
12Vに対応した車載製品や家電製品を使用可能な下限電圧の仕様次第では、12Vスタートで徐々に電圧が低下する仕組みによる影響があるかもしれないので、12VDCポートを使用する際は使用する機器の下限電圧には注意が必要かもしれません。
また、12VDC給電ポートは、外形5.5mm内径2.5mmのプラグを使用する機器の使用の他、付属のシガーソケット変換アダプターを使用した、車載電化製品のご使用にも対応しております。
MW-PP222の外観
MW-PP222のサイズは24.1cm×12.8cm×12.5cmの楕円形をした小型のポータブル電源となっており、重量は約2.2kgの小型軽量コンパクト設計です。
持った感じでは少し重い弁当箱を運んでいるような感じで、男性なら片手でも余裕で持ち運べます。
上部にはLED液晶パネルと各種スイッチが備えられており、バッテリー残量や給電状態をモニタリンクしながら接続した製品に給電をする事ができます。
上部のスイッチは、主電源・AC出力のON/OFF・前面のLEDライトON/OFF・低容量のバッテリーを内蔵した機器に使用するUSBコンスタント出力スイッチとなっております。
側面にはUSB Type-Aの給電ポートが2つと、急速充電が可能なQUALCOMM社のQuick Charge 3.0(QC3.0)を搭載したUSB Type-A端子が1つ、Power Delivery(PD)に対応したUSB Type-Cの急速充電ポートが備わっていますので、急速充電規格に対応をしたモバイル端末やタブレット等への高速充電が可能です。
急速充電規格のPDとQCの違いについては、PDは原則PDに対応した機器じゃないと急速充電が出来ない仕様になっているのですが、QCは機器状態を自動で判別し、電圧を小刻みに変動させながら少し前の旧型モバイル機器でも急速充電が可能な規格です。
AC出力は100Vで合計200Wまでの機器を2つまで接続できますが、2つのコンセント間の距離があまりにも近いために、ACアダプターを使用する際は一つしか使用できなくなってしまうのが少々残念。
12VのDCポートは外形5.5mm内径2.5mmのプラグを採用した機器を4つまで接続が可能で、付属のシガーソケットアダプターで車載用電子機器や電化製品も接続が可能です。
ただし、前述した通りに最低使用可能電圧には注意が必要です。
前面にはDC充電ポートと2つのLEDライト、内部のチップやコンデンサーを冷却するための空冷ファンを装備していますが、冷却ファンが回り出すと結構煩い音を出して回転するのが気になります。
このファンはAC100Vを使用している際の内部温度上昇に伴って自動で回転を始める仕様になっていますが、一度AC電源をオフにして再度電源を投入すると、しばらくは回らなくなります。(やってはいけない事だとは思いますが・・)
USBポートに関しては申し分無い結果で、スマートフォンなどのモバイル機器を充電する分には全く問題がありませんし、ポータブル電源の内蔵バッテリーを充電しなくても数日は使用できるのではないかと思われます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災でも数日間は電気が使用できずスマートフォンなどの充電に困った事がありましたが、そのような場合でも緊急用の電源確保が可能になりますね。
MW-PP222は安全に使用するためのセーフティ機能も備えており、ショートや過充電、定格オーバーや過放電などのトラブルが発生しても、内部のチップや変換回路を保護するために電源を自動的に一時遮断してくれる機能も標準搭載になっています。
そして有難い事にDC13V~22Vまでのソーラーパネル充電にも対応しており、ポータブル電源に付属するACアダプター以外にも太陽光を使用した充電にも対応をしています。※補償対象外らしい
MW-PP222の欠点
ポータブル電源の中でも比較的安価で大容量な所はとても満足していますが、家庭用電源として使用している純正正弦波ではなく、疑似正弦波である事は大きなデメリットとなってしまいます。
疑似正弦波とは、修正正弦波とも呼ばれて、家庭用の50Hz/60Hz電源のように滑らかな波型の交流波形ではなく、プラスとマイナスの極性をスイッチングで入れ替えるジグザグな波形となっているため、使用する機器によっては動作ノイズを発生させてしまう事もあります。
例えばACモーターを使用した扇風機でノイズを発生させてしまったり、精密機器によっては故障の原因にもなってしまう事もあるので、AC出力を備えたポータブル電源を使用する際には波形の種類に注意が必要です。
また、前述した通りに12VのDCポート出力が12Vスタートで、使用量に応じて電圧が徐々に低下してしまう仕組みになっているので、最低使用可能電圧が高めの機器に使用する際は、ポータブル電源の残容量半分程度までしか使用出来ない事もある事にも注意して下さい。
オールマイティに使うなら別途大容量ポータブル電源は必要
バックパックや大型カメラバッグに収まる小型サイズで、ノートパソコンでリアルタイムエンコードをしても3時間以上は使用出来ておりますが、アウトドアや災害時の電源として使用するのであれば大容量ポータブル電源が必要だと感じました。
小型で持ち運びが自在なMW-PP222は、ライブ配信用とモバイル端末充電用に使い続ける予定ですが、長時間の使用を想定できるキャンプや災害時用に、1500WのAC出力を備えたJackery(ジャクリ)の大容量ポータブル電源を購入する事は検討しております。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源おすすめランキング!Jackeryは、世界累計販売数300万台を突破し200社を超えた世界有名なメデイアや団体に推奨されているポータブル電源メーカーとして、小型から大容量まで様々な用途におすすめできるポータブル電源をご用意しております。このページでは今売れているおすすめのJackeryポータブル電源をランキング形式で掲載しております。各ポータブル電源の価格情報やスペック情報(容量、定格出力など)、仕様比較、PlusシリーズとProシリーズ、通常モデルの違いを詳しく記載しておりますので、あなたに合った最強のポータブル電源を選びましょう。
Jackery(ジャクリ)は、「グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供する」というビジョンのもと、防災や車中泊、キャンプ、日常節電で役立つ安全で信頼性の高いポータブル電源とソーラーパネル製品をお届けするアウトドア用ポータブル電源メーカーです。
最大24kWhの超大容量モデルから965gの軽量モデルまで幅広くラインナップし、創業から12年間、全世界で販売台数400万台以上業界トップクラスの販売実績を達成して、長期にわたって幅広いユーザー様に信頼されています。
MW-PP222の仕様
【商品詳細】
電池容量:222Wh,20Ah/11.1V(60000mAh,3.7V)
満充電時間:DC15V/3A 約10~11時間
本体サイズ:約W24.1×D12.8×H12.8cm
重量:約2.2kg
充電ポート:DC15V/3A
ソーラーパネル充電:DC13Vから23.6V,up to 2.5A Max input CC/CV※市販のものをお使いください。
(サポート対象外)
DC出力:2×USB 5V-2.1A Total3.1A Max、1×USB 5から9V/2A Qualcomm QuickCharge3.0、1×USB C 5から9V/2A Qualcomm QuickCharge3.0、4×5.5MM DC Output 9から12.6V/10A(15A Max Total)
AC出力:擬似正弦波 AC出力200W/300W Max AC定格電圧100V 60Hz
電源インジケーター:LEDインジケーター
充電可能回数:>500回
動作環境:温度-10℃から40℃、湿度10%から90%
付属品:ACアダプター、DCアダプター、日本語マニュアル、シガーソケットアダプター
家電使用する場合:消費電力100W以下のものをご使用ください。
DC出力使用する場合、120W以下の製品にお使いください。
M-WORKS ポータブル電源 リチウムイオン電池 家庭用蓄電池 ソーラーパネル入力対応 擬似正弦波
この記事へのコメントはありません。