宮城県仙台市で開催するSENDAI光のページェントは、杜の都仙台の冬の風物詩として、一直線に続く定禅寺通りのケヤキ並木に60万球の美しい光が灯される、今年で第34回目の開催となるイルミネーションイベントです。
12月22日に行われるサンタの森の物語では、音と光が共演する全国トップクラスのマーチングバンドやバトンチームによるパレードも行われます。

SENDAI光のページェントの見どころ

定禅寺通りは勾当台公園や仙台市役所がある仙台市中心部北側にある通りで、杜の都仙台を象徴するケヤキ並木が一直線に連なっている並木道です。
そこで毎年12月上旬から大晦日にかけて行われるSENDAI光のページェントは、スターライトリーフと呼ばれるオレンジ色の白熱球が伝統だったイルミネーションイベントでしたが、2009年から実行委員会とLEDメーカーが共同開発した特注の電球色LEDである「仙台カラー」に入れ替えて、継続して行われています。

頭上を覆い尽くす光の回廊が凄い！

定禅寺通りのケヤキ並木は、1958年に植樹したケヤキの木が四列に並んでいるのが特徴的で、大きく張り出した枝に装飾された約60万球の光がとても幻想的なのです。
例年とても混み合う場所なのですが、人が多いのは勾当台公園側のグリーンベルトだけであって、西公園側は比較的人の少ない場所になっています。 なので、人混みが苦手で行きたくないと思う人は西公園側に行ってみるのが良いでしょう。

リフレクションが狙えるフォトスポット

仙台の繁華街で行われるSENDAI光のページェントは、ガラスを多用した建物に映り込むイルミネーションがとても綺麗なので、特に仙台メディアテークなどは窓に反射する光を撮影する人気のフォトスポットにもなっています。

定禅寺通りのシンボルにもなっているブロンズ像

定禅寺通りのシンボルにもなっているブロンズ像は、彫刻のあるまちづくり事業の一環としてイタリアの彫刻家であるヴェナンツォ・クロチェッティ(Venanzo CROCETTI)が製作した「水浴びの女」や、エミリオ・グレコ(Emilio Greco)が製作した「夏の思い出」などが設置されており、こちらも撮影スポットとして人気の場所となっています。
あと、もう一体はジャコモ・マンズー(Giacomo Manzù)が製作したギリシャ神話の英雄「オデュッセウス」があるようです。

ページェントカー

SENDAI光のページェント名物であるページェントカーは、イルミネーション点灯中であれば不定期で定禅寺通りを1周します。グリーンベルト側の車線を走行するので近くで見たい方はグリーンベルト内から見るのがオススメです。

サンタの森の物語

動画切り抜きなのですが、出演した団体の皆様本当にお疲れさまでした！
岩手県花巻市で行われた東北スーパーマーチングの後にもかかわらず、疲れを見せないような素晴らしいパレードでした。

消灯したイルミネーションが再点灯するスターライトウィンク

2011年仙台光のページェント スターライトウィンク
点灯しているイルミネーションが消えて一斉に再点灯をするスターライトウィンクは、点灯する瞬間の感動を何度でも感じられるようにと数年前から行われるようになったイベントですが、点灯時間は連日18時、19時、20時の1日3回で行われています。

SENDAI光のページェントの映像

動画：2020年 SENDAI光のページェント 仙台・杜の都のイルミネーション Christmas Lights in Sendai Japan

今年も、実行委員会では協賛やクラウドファンディングでの協力をお願いしているそうです。

SENDAI光のページェント 日程・場所・駐車場情報