巨大ローラー滑り台がある絶景桜名所！長沼フートピア公園｜宮城県登米市

宮城県登米市迫町にある県内最大級の湖沼「長沼」湖畔にある「長沼フートピア公園」の桜です。高さ21mもあるオランダ風車がシンボルとなっている長沼フートピア公園は、長さ111メートルのローラー滑り台、アスレチック遊具やオートキャンプ場も併設されている公園で、春には約900本の桜と栗駒山の風景が美しい桜の名所にもなっています。

長沼フートピア公園の桜

長沼と長沼ダム

宮城県登米市迫町北方に位置する県内最大級の湖沼である「長沼」は迫川の支流として扱われる天然湖でしたが、洪水調整や利水目的の他「宮城県長沼漕艇場(宮城県長沼ボート場)」で催されるボート競技の円滑な運営を行うための水位確保も目的とした、堤高15.3mにもなる「長沼ダム」が2014年に建設されると、日本国内では兵庫県の石井ダムと武庫川ダムと共に、全国2700のダムの中でもわずか3基しかないレクリエーション目的も兼ねた補助多目的ダムとなりました。
また、長沼は白鳥や鴨などの渡り鳥が飛来する伊豆沼に隣接しているので、越冬や一時休息のために訪れた野鳥を一目見ようとバードウォッチングも盛んに行われています。夏場には数十万本のハスの花が一斉に咲き、湖上遊覧船に乗って花の間を縫うようにゆっくりと運航しながら湖上から美しい花々の絶景を眺められる「長沼ハス祭り」は特に有名です。

長沼フートピア公園の概要

「長沼フートピア公園」は長沼湖畔西側にある公園で、高さ21mにも達する大きなオランダ風車がシンボルともなっている子供達に人気の多目的公園です。その側には長さ111メートルの長いローラー滑り台が設置されていて、他にもアスレチック遊具やオートキャンプ場、物産館などの施設があり、大人から子供まで楽しむ事ができる外遊びスポットになっています。
また春には遊歩道や湖畔周り、公園内の690本を含めると全体で約900本を超える美しい桜の花々が咲くお花見スポットとしても知られていて、残雪が残る栗駒山の風景と桜のコラボレーションも楽しむ事ができます。

長沼フートピア公園の桜

オランダ風車がシンボルとなっている長沼フートピア公園は遊歩道と階段以外は全面芝生となっているので子供達が遊んでいても大きな怪我はしなさそう。
写真の手前にはアスレチック遊具、オランダ風車の隣には長さ111メートルの巨大なローラー滑り台が設置されています。滑り終えるまでの距離がとても長いので、滑る際には段ボールを敷いて滑った方が早く滑れるのもありますが、摩擦でお尻が痛くならなくて済みます。
現地の売店では滑り台用の段ボールも販売していました。

長沼の北西方向には標高1626mにもなる栗駒山があり、快晴時には白く雪化粧をした栗駒山にソメイヨシノのピンク色が映える美しい景色が楽しめます。この写真は駐車場から望遠レンズを使用して撮影していますので、是非ベストポイントを探してみて下さい。

長沼フートピア公園から長沼と栗駒山方面の景色です。公園内の桜のほとんどがソメイヨシノですが、シダレザクラやヤマザクラなどの桜も花を咲かせます。 公園の中心には、かやぶき屋根の「ふるさと館」があり、営業時間内であればちょっとした休憩にも活用できそう。
また、多目的広場やオートキャンプ場もあり大自然を満喫しながらテントで宿泊もできるため、アウトドア派の家族連れにはとても人気の場所となっています。

元はみやぎ国体のマスコットキャラクターでしたが、今やすっかり「おい宮さん」こと「おいでよ宮城」が定着してしまった「ケヤッキ―」も健在です。公園内のある所にいますので、宝探しのように探してみて下さいね。Twitterでは #ケヤッキーイズヒア で各地で見つけたケヤッキーが投降されています。

長沼フートピア公園の桜 所在地や交通アクセス情報

所在地	東北地方/宮城県登米市迫町北方
開園時間	6:00~21:00 公園案内所 8:30~17:00 ふるさと物産館 10:00~17:30
キャンプ場利用料	キャンプ場利用料(1人・1泊) (一般・高校生・大学生)300円 (中学生・小学生)200円 (小学生未満)無料
サイト利用料	オートキャンプ場 (1サイト 1泊) 3,500円 一般キャンプ場 (1張り・１泊 )500円 芝生広場キャンプ場 (1張り・1泊) 2,000円
駐車場	無料
交通アクセス	東北自動車道 築館ICから車で15分 三陸自動車道 登米ICから車で20分
マップコード	199 061 499*85
関連ウェブサイト	長沼フートピア公園

最新の情報は公式ホームページ等をご参照ください。