のどかな風景が広がる福島県二本松市の祭田地区の個人宅に花を咲かせる一本のエドヒガンザクラ。推定樹齢800年を超えるこの桜は、祭田のサクラと名付けられて親しまれています。この記事では、祭田のサクラを写真と映像でご紹介します。

祭田のサクラ、里山に突然現れる大きな一本桜

祭田のサクラについて

福島県二本松市ののどかな里山の風景が広がる祭田地域に咲く大きな古木の桜は、祭田地区の咲いている桜である事から「祭田のサクラ」の名称で親しまれています。
推定樹齢が800年を超えているとされる祭田のサクラは、樹高18.3m、枝張りは東に7.6m、西に15.3mほどあるエドヒガンザクラで、この地に住む大内家の敷地内に植えられています。

長い年月を生き続けた老木であるため、大枝の一部が枯れている箇所もありますが、春に白から淡いピンク色の花を咲かせる姿からは、この地を見守り続けていた風格さえも感じられます。
祭田のサクラで親しまれていますが、正式には「東和祭田のサクラ」と呼ぶらしく、二本松市の天然記念物にも指定されている程の名桜です。

個人宅に咲いている桜ではありますが、敷地内から間近で見れるようにと案内板も立てられていて、地主の方は訪れる観光客に対して悪いイメージを持っていないようですが、これを継続するために、節度のある観桜を心がけていきたいものです。

祭田のサクラの映像

【6K】 福島県の春 枝垂桜の名所 三春滝桜 合戦場のしだれ桜 中島の地蔵桜 祭田のサクラ
祭田のサクラ以外にもしだれ桜の古木として知られている三春滝桜や合戦場のしだれ桜などを収録していますが、祭田のサクラを収録したシーンは1:40からスタートになります。
6K解像度で収録した映像ですので、大画面テレビ等でもお楽しみください。

祭田のサクラ 交通アクセス・時間・駐車場情報