2019年1月1日に宮城県気仙沼市の日門漁港で開催した、第2回 ニューイヤー花火2019のレポートです。ニューイヤー花火は、夏から初秋に行われている大谷海岸花火まつりでも花火の打ち上げを担当している山梨県の㈱マルゴーが担当となり、2018年からスタートした花火大会です。
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第2回 ニューイヤー花火2019
第2回 ニューイヤー花火の概要
2011年3月11日に発生した東日本大震災の犠牲者慰霊と復興を願う花火大会である、大谷海岸花火まつりが毎年8月~9月に行われます。
宮城県内の花火大会であれば県内の花火業者か宮城県近郊の花火業者が担当する事がほとんどなのですが、大谷海岸花火まつりは、世界花火師競技会や伊勢神宮奉納全国花火大会でも優勝の実績があり、夏に2万発の花火を打ち上げる事で知られている神明の花火も担当している山梨県西八代郡市川三郷町の㈱マルゴーが単独で打ち上げを担当している花火大会なのです。
その縁もあってなのか、2018年からは新年の幕開けを告げるニューイヤー花火が、1月1日の午前零時から日門漁港で行われるようになり、初年度は75発での開催でしたが、今年は350発へと大幅に打ち上げ数を増やしての開催となりました。
花火は日門漁港の堤防から午前零時ちょうどに打ち上げを行います。アナウンスなどは無く、花火師さんが時間通りに正確に花火打ち上げを開始します。見ている側は打ち上がる瞬間を待っているだけなのですが、花火師さんは打ち上げ開始時間を計測しながら集中力を研ぎ澄ませている事でしょう。
椰子入結晶花の単色バージョン的な花火も打ち上がります。全体的にも淡い色のパステルカラーが綺麗でした。
ニューイヤー花火の後半には、青から赤や緑に時間差で色を変化させる時差式花火が次々と打ち上がります。㈱マルゴー製の特徴的な花火とも言えるスライド牡丹から始まり、ランダムに色を変化させるバージョンをまとめて打ち上げていました。
ラストのスターマインは結晶花や錦冠連打で締めくくります。総打ち上げ数は約350発となっていましたが、体感的にはもっと上がってたようにも感じるぐらいのボリューム感はあったようにも感じるニューイヤー花火でした。
第2回 ニューイヤー花火の映像
[4K]2019年 気仙沼 ニューイヤー花火 ㈱マルゴー New Year Fireworks in Kesennuma Japan 2019
いつもは、Sony α7SとATOMOS NINJA FLAMEで4K撮影をしているのですが、今回は写真用に使用しているNikon D7500で動画撮影を行いました。
オレンジ系の色は若干黄色寄りであるようにも感じるのですが、それ以外の色は発色が良くSony α7Sで目立っていた暗部のマゼンタ被りも無く綺麗な色で撮影できたのではないかと思います。
4K撮影時は1.5倍クロップとなるのと、カラースペースがsRGBであるので実戦投入は難しいのですが、また機会があったら使用するかと思います。
新年早々美しい花火を打ち上げて下さった花火師の皆様や主催者の皆様、ありがとうございました。
ニューイヤー花火 日程・場所・駐車場情報
場所 | 東北地方/〒988-0277 宮城県気仙沼市本吉町天ヶ沢 日門漁港 |
日程 | 2019年1月1日 |
時間 | 0:00~ |
交通アクセス | 三陸自動車道 大谷海岸ICから4分 |
マップコード | 399 502 450*58 |
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