2018年12月15日と16日に第46回 マーチングバンド全国大会が埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われました。今年が初観戦となるのですが、本当に素晴らしい演奏演技を楽しませていただきましたので、今回はマーチング全国大会が終わって帰るまでの様子を記事にさせていただきます。
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第46回 マーチングバンド全国大会
前日の様子
毎年年末になると、クリスマスに合わせて福島へ花火を見に行くのですが、今年は例年の予定を変更してマーチング全国大会を目標に2日間の予定を組んでいます。
全国大会自体が初めてだったので、時間や予算の見通しが立たなかったのはありましたが、全国トップクラスのマーチングバンドが集まる全国大会はかなり楽しみにしていました。ですが、出発当日の天気は雪!
2018年は全く雪が降る気配が無かったので12月中はスタッドレスタイヤに交換をしなくてもいいと思っていたのですが、数日前にタイヤ交換をして正解でした。
その後、集合場所まで送迎します。
全国大会の出演者は朝から練習して、夜になってからバスで栃木県に向かうとの話だったので、ここでお別れとなりました。
そのまま高速に乗って一足先に栃木に向かいますが、タブレットで全国大会の配信を見ながら移動していたので、東北支部の団体が出る度にパーキングエリアに入ったりしていたのもあって、全然進みません(笑)
それだけではなく、自分が携わって製作したNEXCOカレンダーも探しておりました。(結局見つからず)
那須高原サービスエリアには11時ちょうどに到着。
ここでも、NEXCOカレンダーは見つからなかったのですが、案内の人に聞いてみたら全部配布しちゃったとの事。
高速を降りてからは、いろは坂を登って日光へ向かいます。
最初に向かったのは、日本三名瀑の一つとなっている華厳の滝で、中禅寺湖の水が約97mの高さから流れ落ちる姿が壮大な滝なのですが、よりによって水流がとても弱く、なんとなく中途半端な感じとなっていました。
江戸幕府の初代征夷大将軍徳川家康公を神格化した東照大権現を祀る日光東照宮は、全国にある東照宮の総本社的存在となっているそうで、正式名称は「東照宮」となっていますが、他の東照宮と区別するために日光東照宮と呼ばれているそうです。
「見ざる、聞かざる、言わざる」ということわざがありますが、「自分に都合の悪いこと、人の過ちは、見ない、聞かない、言わない」という意味があり、目や耳や口を手でふさいだ猿の彫り物である「三猿」の彫り物が日光東照宮に存在しています。
日本にはシルクロードを経由して中国から伝わったとされていますが、世界各地にあるために起源は未だに解明されていないそうです。
縁結びにご利益があるとされる日光二荒山神社では、参拝時間終了であったのにもかかわらず、駆け込み参拝をする人が後を絶たず巫女さんが困っていました(笑)
マーチング全国大会の前夜祭で最後の目的地である、あしかがフラワーパークに到着。今年は450万球に増えて、以前よりも輝きを増しただけではなく、今までもフラワーパークのシンボルともなっていた虹のアーチがリニューアルされて、明るく色鮮やかになっていました。
ここでは毎年動画を撮影していたのですが、当日のうちに埼玉に入らなくてはいけないという時間の都合もあり今年は無しです!
マーチングバンド全国大会2日目
あしかがフラワーパークから30km地点にある熊谷駅側のホテルに宿泊をしましたが、誤算だったのが常に太陽に向かって移動しなくてはいけない事。
ホテルはすごく安くて良かったのですが、太陽に向かって走るのがとても眩しすぎるので来年以降は考えようと思います(笑)
マーチングバンド全国大会の会場となるさいたまスーパーアリーナに到着したのが8時40分頃で、席に着いたのが開会式が始まる直前となりました。
席の場所は、指定席の端とも言えるぐらいの位置で、センターからはかなり遠い感じだったのですが、センターとその両隣は花火大会のSA席とSB席みたいに差を付けて分けても良いんじゃないかと思ったのと、指定席の競争率が激しい割にはとても空席が目立っていたのが気になってしまいました。
ショーが始まると、全国大会の中で全国大会をやってみたり、狼だったり、太陽のようにギラギラしていたり、全国ともなると本当に凄いと思えるような演奏演技が続き、ほとんどが、YoutubeやSNSでしか見た事の無い団体ばかりだったのですが、生でしか味わえないマーチングの楽しさを教えてくれるような感動的なショーばかり。
マーチングの世界に足を踏み入れて1年ですが(見る専門の)、約1年かけて徐々に完成させたショーを全力で演じ切る場が全国大会なのかも?と感じました。そこには、過去最高のパフォーマンスを出し切ったり出し切れなかったりというドラマもあったと思いますし、結果が全てではないと言えば綺麗事かもしれませんが、どの団体も見る者を魅了させるような演奏演技ばかりでした。
また来年全国大会に行ければ同じように感動するのでしょうが、今年のショーを今年のメンバーでやる大きな大会はこれが最後って思うと寂しい気持ちもあり、大会自体は続いても二度と来る事の無い貴重な時間に立ち会えたと思うと、そこに言葉はいらないような気もします。
宮城に戻って送迎の準備もしなくてはいけなかったので「早く帰れ!」という無言の圧力(無言でもない)を感じながら15時過ぎに会場を抜けてしまいましたが、余韻がいつまでも残ってて未だに抜け出せない私がいます・・・。
初めて全国大会を経験したうちの子、いっぱい声援を送っていたのに緊張のあまり全く聞こえていなかったとの事。
よく頑張りました!
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