2021年11月28日に宮城県気仙沼市の道の駅大谷海岸と日門漁港を会場に大谷海岸花火まつりが開催されました。防潮堤の工事などで数年間は中断していたものの、2021年秋に東日本大震災の犠牲者への追悼と地域の復興を願い、約500発の花火が打ち揚げられました。
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大谷海岸花火まつり2021
東日本大震災以降、毎年8月か9月に道の駅大谷海岸と日門漁港を会場に大谷海岸花火まつりが行われていましたが、2018年の開催を最後に防潮堤の建設と仮設店舗での営業を続けていた道の駅大谷海岸の移転のため、中断をしていました。
2021年は東日本大震災から10年目の節目の年を迎え、宮城県気仙沼市の大谷海岸では防潮堤建設の終了と道の駅大谷海岸のオープンを迎えました。
宮城県内では道の駅大谷海岸のオープンを迎えた3月頃と東京オリンピックの開催時期にコロナウィルス感染症の急速な感染拡大もありましたが、2021年11月28日に3年ぶりとなる大谷海岸花火まつりが実施されました。
この花火の打ち上げを担当するのは山梨県西八代郡市川三郷町の株式会社マルゴー様。
ハウステンボスの世界花火師競技会での優勝や、各地の花火競技大会で優秀な成績を残し、神明の花火などの大きな花火大会を担当している煙火製造業者です。
大谷海岸花火まつりが実施されない間もニューイヤー花火や新元号令和を祝う花火など、大谷地区で度々花火の打ち揚げを行っていました。
メインの会場は道の駅大谷海岸になっていましたが、花火打ち上げ場所に近い日門漁港に行って花火の観覧をしていました。
花火の打ち上げ数は約500発でしたが、株式会社マルゴーの淡いパステルカラーの星を詰めて制作した花火玉が、東日本大震災で多くの人命を奪った海を明るく照らし出します。
約20分ぐらいの花火打ち上げとなりましたが、空気の澄んだ冬空にくっきりとした淡い色の花火が次々と打ち揚げられる様子がとても綺麗でした。
今年は花火大会の中止が相次ぎ開催されても無観客での実施となる事も多かったのですが、年末にある程度コロナウィルス感染症も収束して美しい花火が見れて良かったです。
大谷海岸花火まつりの映像
気仙沼市東日本大震災復興記念事業 2021年 大谷海岸花火まつり
大谷海岸花火まつり当日はライブ配信も行いましたが、改めて6K解像度でYouTubeにアップロードしています。
震災から10年目の気仙沼市で打ち上がった美しい花火の映像をご家庭でお楽しみください。
大谷海岸花火まつり 基本情報
開催日時 | 2021年11月28日 16:00~(煙火打ち揚げは19:00~) |
開催場所 | 宮城県気仙沼市 道の駅大谷海岸・日門漁港 |
主催者 | 大谷海岸花火まつり実行委員会 |
担当煙火店 | 株式会社マルゴー |
打ち上げ数 | 500発 |
最大号数 | |
最寄り駅 | 気仙沼線BRT大谷海岸駅 |
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