奥州三名湯の一つに数えられる宮城県大崎市の鳴子温泉郷の東の玄関口になっている川渡温泉では、毎年4月下旬に江合川に沿って咲く菜の花と桜が見頃を迎えます。おおさき鳴子温泉菜の花フェスティバルも実施され、宮城県内の花の名所としても知られるようになった鳴子温泉郷川渡温泉の江合川の菜の花と桜をご紹介します。
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鳴子温泉郷川渡温泉の菜の花と桜
川渡温泉とは?
福島県の飯坂温泉や同じ宮城県内の秋保温泉と並んで奥州三名湯の一つに数えられている鳴子温泉郷は、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地の総称で、日本百名湯にも選ばれています。
この地域には単純炭酸泉と放射能泉以外の多種多様な9種類の泉質が湧き出しており、合計で370を超える源泉が存在しているそうです。
鳴子温泉郷の5つの温泉街の中で東側の玄関口となっているのが、開湯から1000年の歴史を誇る川渡温泉です。
古くから脚気によく効く泉質の源泉が湧き出している事でも知られており、訪れる人から「脚気川渡(かっけかわたび)」と言われて親しまれていました。
川渡温泉 江合川沿いの菜の花と桜
宮城県内のほとんどの桜の名所で咲いていた桜が散る一方で、毎年4月下旬に見頃を迎えるのが江合川沿いの桜と菜の花です。
川渡温泉の入り口になっている橋の下を流れる江合川の河川敷一帯を黄色い絨毯のように染め上げている菜の花と同時に桜が咲く事で知られるようになり、例年であれば食と花のイベント「おおさき鳴子温泉菜の花フェスティバル」も実施されます。
2022年はコロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、「おおさき鳴子温泉菜の花フェスティバル」は中止になりましたが、江合川河川敷を染め上げる菜の花と桜は4月20日頃に最盛期を迎えていました。
川渡温泉湯沢川堤防
川渡温泉の温泉街を流れて江合川に注ぐ湯沢川の堤防では、約50本の桜が作り上げる桜のトンネルも見頃を迎え、夜間には幻想的なライトアップも実施されます。
桜並木の一部には、鳴子温泉郷の伝統工芸品である鳴子こけしも飾られていました。
鳴子地区名産のこけしは、温泉街のお土産売り場や道の駅などでも購入できる他、鳴子の伝統こけし絵付け体験では自分オリジナルのこけしを製作する事も可能です。
鳴子川渡温泉の菜の花と桜の映像
6K 鳴子川渡温泉の菜の花と桜
江合川河川敷に咲く菜の花と桜の風景と湯沢川の桜並木を収録した映像です。
6K解像度で収録した映像ですので、大画面テレビ等でもお楽しみください。
鳴子川渡温泉の菜の花と桜 交通アクセス・時間・駐車場情報
所在地 | 〒989-6100 宮城県大崎市鳴子温泉川渡 |
見頃と菜の花フェスティバル開催期間 | 見頃: 2022年4月20日頃/菜の花フェスティバル: 未定 |
時間 | 24時間 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料 河川敷駐車場30台程度 菜の花フェスティバル開催時臨時駐車場: 鳴子公民館、江合川河川公園グラウンド、川渡小学校校庭 |
交通アクセス | 高速バス 仙台駅前-川渡温泉前下車 JR陸羽東線 川渡温泉駅 下車 東北自動車道 古川ICから国道47号線 鳴子方面行き |
関連ウェブサイト | 川渡温泉旅館組合 おおさき鳴子温泉菜の花フェスティバル |
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